君が、そこにいて。
君が、ヴァイオリンを弾いて。
君が、笑っていてくれること。
そう言ったら、君は笑うのだろうか。
その笑顔すら俺にとっては嬉しいものなのに。
俺の幸福はそこにあって、そこにしかなくて。
どこにいても、誰といても、俺が奏でる音は君のものだ。君だけのもの。
でも言葉にするのはひどく難しい。
俺の手段はヴァイオリンしかなくて。
弦を抑え、弓を引く。
音に乗ったこの気持ちが伝わればいい。
そして君の幸せもまた、俺とともにあるのだと、そう思いたいから。
君の笑顔がどこまでも俺を高みへ押し上げる。
願うのは、未来を君と。
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2007.09.07‖コルダ:その他