先輩が優しくて、私は有頂天になる。
話しかけてもらうこと。
笑いかけてもらうこと。
頭を撫でてくれること。
私を、見てくれること。
先輩のことが気になって、いつの間にか好きになって。
それが恋だとわかったときには、絶望的な気分になった。
先輩が私なんかのことを好きになってくれるはずがなかったから。
怯える私。逃げる私。先輩を怖がっていた私。
弱い自分が嫌になる。
だから、見ているだけでよかったのに。
最近、先輩とよく目が合う。
嬉しいけれど、苦しくて。
つらいけれど、幸せで。
先輩、私はうぬぼれてもいいんでしょうか?
少しでも私を気にしてくれていると思っていいんでしょうか?
私のことを好きになってとは言えないけれど、ずっと想っていてもいいんでしょうか?
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2007.07.03‖コルダ:土浦×冬海