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2024.03.30‖
金日アンソロの再録



 卒業するまでは教師と生徒。
 あの日、学校の屋上で、香穂子はそんな約束を大切な人と交わした。卒業するまで想いは胸に秘めておかなければいけない、と彼は言った。香穂子はそれに頷いて、そして卒業を迎えた。入学のときには普通科の制服を着ていたのが、卒業式では音楽科の制服。白いブレザーには、一年しか袖を通していないのに、何だか妙に涙がこみ上げた。
 家が近かったから。そんな理由で選んだ星奏学院で、一生を費やすべきものに出会えたのは、運命としか言いようがない。音楽の妖精が見えたからなんて、普通の人が聞いたら正気を疑うようなきっかけで、香穂子はヴァイオリンを手にすることになった。ヴァイオリンには魔法がかかっていて、初心者の香穂子でも容易く弾けた。そこに心さえあれば簡単に。けれど、やはり香穂子は初心者で、だからこそ指導者が必要だった。
 ヴァイオリンともうひとつ。かけがえなく大切なものには、そうして出会うことになったのだ。
 金澤紘人。
 星奏学院の音楽教師である金澤の姿は、最初、香穂子の目にうさんくさく映った。面倒くさがりでやる気がなくて、無精髭も、だらしなく括っただけの伸びっぱなしの髪も、いつ洗濯しているのかもわからない白衣も、猫背の背中も、すべてがすべて、うさんくさかった。
 しかし金澤は、初心者の香穂子に対して意外に親切だった。たしかに、進んで手を貸してくれることは少なかったけれど、教師という立場からなのか、人生の年長者としての助言なのか、生来の性格か、金澤は初心者の香穂子を見捨てることをしなかった。他の教師に相談しにいけば鼻で笑われるような質問にも、金澤は答えをくれた。
 それは金澤が、香穂子を見いだした『音楽の妖精』の存在を知っていたからなのかもしれない。それでも、金澤は香穂子にとってはありがたい存在であったのだ。
 それが意味を変えたのは、彼の歌を聞いたとき。
 屋上の欄干に腕を置いて、煙草を吹かしながら歌った金澤の声は痛々しくかすれていて、咳きこんだ金澤は苦しそうに笑みを浮かべて、情けないと自嘲してみせた。ただ前へと進むことしか知らない香穂子に、過去に囚われた金澤は衝撃だった。治りかけの傷を抉って、その痛みを忘れようとしない金澤の行為を悲しいと思った。
 金澤を教師ではなく、ただの男の人として認識したのは、おそらくそれが最初。それから香穂子は金澤のことが気になって、それが恋だと気づくのに、時間は必要なかった。
 コンクールの最終セレクションは、金澤を想って、金澤のために奏でた。だから優勝できたのかもしれないと、香穂子は今になって思う。妖精の言葉を信じるのなら、気持ちのこもった音は、何よりも人の心を動かすのだ。
 そして学内コンクールが終わったあと、屋上で弾いたヴァイオリンの音に導かれ、金澤は息を切らせて階段を駆け上ってきてくれた。それは何よりも大事な奇跡として、胸の中にしまってある。それをよすがに卒業までの一年半を過ごしたといっても、過言ではない。
 あの日、屋上にやってきてくれた金澤は、気持ちを言葉にしてはいけないと言った。自分たちの関係は教師と生徒で、香穂子が学院を卒業するまではそれ以上にはなれない。その言葉をもらっても、今は断ることしかできないから、大事に取っておいてくれと金澤は静かに言ったのだ。
 金澤が卒業までの期間に許したのは、ただヴァイオリンを弾くことだけだった。音に気持ちを乗せることだけを、金澤は許した。それ以上は駄目だと禁じた。香穂子が金澤への想いをあらわにできるのは、たったそれだけの機会しか与えられなかった。
 それでも香穂子は頷いた。そもそもが、受け入れられると思っていなかった告白だったのだ。香穂子は金澤から見ればまだまだ子どもで、一回りも年齢が違う。金澤が待ってくれるというのは、香穂子にとって喜ばしいことでしかなかった。
 だから、香穂子は精一杯ヴァイオリンを弾いた。ヴァイオリンは、金澤への気持ちを伝えてくれる。恋という原動力は恐ろしいもので、それが原因でヴァイオリンの練習時間が増え、腕前も上がった。そしてさらに、音楽大学から推薦枠がもらえたのは予想外のことだった。金澤を想ってしたことが、次々といい方向に連鎖していくのを、とても嬉しく感じていた。未来は洋々と開けている。金澤は今でも香穂子を気にかけてくれている。それならば、卒業と同時にひた隠しにした恋も叶うかもしれないと、希望を抱くのは当然だった。
 明るい指針にヴァイオリンの練習にも力が入り、香穂子は未来が明るいものだと信じていた。卒業は慣れ親しんだ友人や場所から離れることになるけれど、それでも広がる先に心が浮き立つ。
 そんな香穂子は、卒業と同時に、高校二年の春の終わりに自覚した片想いに、ピリオドを打った。


 ……つもりだった、とそう考えればいいのだろうか。
 香穂子が在学中に、金澤と恋愛関係になるのが無理なことなのはわかっていた。金澤は教師で、香穂子は学生だった。今のご時世、言い寄ったのが香穂子だったとしても、責任を取らされるのは金澤で、職を失うかもしれないギャンブルを回避することを臆病だとは言わない。
 けれど、めでたく香穂子は学院を卒業した。そして晴れて金澤の恋人になったのではなかったのか。それなのに、金澤との関係が何か変わったかと問われたら、否と答えざるをえない。
 いや、どちらかと言えば、以前に増して疎遠になった。学校で毎日顔を合わせていたのと比べれば当然なのかもしれないが、週末くらいふたりきりで会う約束をしてもいいのではないだろうか。卒業から三ケ月。香穂子は金澤とデートのひとつもしていない。
 四月は忙しいという言い訳を素直に信じていた。香穂子も新生活に忙しくしていたから、この時期はお互いさまであると思っている。しかし五月は休日の予定が合わないと避けられ、六月に入ってからは連絡もない。
 不安は徐々に怒りに変わり、天羽に愚痴を漏らせば「それって、つき合ってるっていうの?」と、至極真っ当な疑問をぶつけられた。
 香穂子だって、それを考えなかったわけではない。
 高校二年の春、屋上で交わした口約束が有効だと信じているのは、香穂子だけなのだろうか。しかし、よくよく考えてみれば「好きです。つき合ってください」「いいですよ」というやり取りをしていないことに気づいた。というか、させてもらえなかったのだ。
 時間を作って話をしたいと持ちかけても、金澤は何やかんやと理由をつけて断ってくる。今までは仕方がないと引き下がっていたが、そうと気づいてしまえば引き下がる道理もなかった。何としてでも、金澤の口から答えを聞くまでは粘ってみせると覚悟を決めて、香穂子は目の前の顔を睨みつけた。
 今日は土曜日で学校は休みで、金澤には緊急の仕事は回ってこない。リサーチと根回しは完璧にすませてある。あとは、ただ金澤の口を割らせるだけだ。並々ならぬ気迫を漲らせる香穂子をリビングのローテーブルの前に座らせて、自らもその正面に腰を下ろした金澤は、目を覆って低く呻いた。
「…………どうして知ってるんだ」
 インターフォンの音にドアを開いた金澤は、一瞬呆気に取られた顔をしたが、すぐさまドアを閉めようとした。ドアが閉まりきる前に、大声を出して泣く、と脅したのは香穂子である。諦め顔の金澤に家の中に入ることを許されて、初めての空間に少しばかりドキドキしていた香穂子は目を瞬かせた。
「何をですか?」
「……ここの住所」
 完全に脱力した金澤の質問に、香穂子はにこにこと笑顔で答える。
「ああ、吉羅理事長が協力してくれました」
 天羽の提案で学校へ職員名簿を見に行こうとしていたのだが、その途中で吉羅に会い、事情を説明したところ、煮え切らない金澤の対応にうんざりとした顔をして情報提供をしてくれたのだった。
「………あいつ…」
 金澤は目を覆っていた手を拳に変えて、声を絞り出す。その様子に香穂子は浮かべていた笑みを不快に変えた。
「先生のほうが、ひどいと思います」
 冷たい声の響きに、逸れていた金澤の顔が香穂子を向いた。金澤の表情は硬く、苦しんでいるようだった。だが、苦しいのは香穂子も同じだ。卒業してからこれまで、こうして当事者だけで話をすることができなかった。そのことが、どれだけ香穂子の胸を悲しみと不安で満たしていったのか、それを伝えなければいけない。そうするために、強硬手段を使って金澤の家へ上がりこんだのだ。
「………日野…」
 かすれた金澤の声に、香穂子は真っ直ぐに金澤を見る。
「今日は話をしてください。私が信じてる言葉が本当なのか、教えてください。約束しましたよね?」
 香穂子が眉を寄せて縋るように尋ねれば、金澤はまた視線を逸らして、がりがりと頭を掻いた。
「あー、そのことだがな、日野…」
 言いづらそうに口を開く金澤に、香穂子は最悪の事態を想像して泣きそうになる。堪えながら首を振ると、スカートを握りしめた手が震えた。
「あのとき、先生は言葉にしちゃいけないって言いました。だから、私はずっと先生に伝えるのを我慢してた。ヴァイオリンを弾くことで、それを先生に聞いてもらうことで我慢してました。だって、先生が音に気持ちを乗せろって、そう言ったから…」
 喉の奥に叫びだしたい衝動を抱えながら、香穂子は大きく息を吸う。泣いて同情を引くなんて真似はしたくないのに、涙がこみ上げてきそうになって喉が閊える。
「どうせ…どうせ断るつもりだったなら、あのとき言わせてくれたらよかったじゃないですか。あの屋上で、先生が卒業までは駄目だって、そんなこと言うから私は期待したんです。期待させるだけさせておいて、こんなふうに逃げるのは卑怯です!」
 静かに激高する香穂子に、金澤は眉を寄せた。何かを言おうとして首を振り、結局口を引き結ぶ。何も言ってくれない金澤に、香穂子は歯噛みした。
「告白くらい、させてください…」
 呟くような問いかけにも、金澤は答えを返さない。それを勝手に肯定と受け取って、香穂子は長い間胸の中に抑えこんでいたものを吐露する。やっと言葉にできるのだという喜びと、否定される恐怖。声が無様に震えて、頭の中も支離滅裂だ。それでも、伝えたいことはひとつだけ。やっと伝えることのできる想いを、香穂子は大切に声にした。
「私は、先生が好きです」
 苦しさに顔を歪ませながら、香穂子は笑みを作った。伝えるのなら最高の笑顔で、とずっとそう思っていた。叶わない恋でも、後悔はしたくない。告げないまま、今のあやふやな関係のまま続くほうが、ずっとつらかった。
「あの日、先生にヴァイオリンの音が聞こえたのが、すごく嬉しかったんです。階段を駆け上がってきてくれたのも、約束をくれたのも…」
 泣きそうになるのを堪えて、笑顔のまま香穂子は言葉を紡ぐ。胸中を全部吐き出してしまったら、部屋を出て、お礼を言って、そして家へ帰ろう。金澤が香穂子の気持ちを迷惑だというのなら、これ以上嫌われないようにしたい。頭の中で考えて、香穂子は真っ直ぐに金澤を見つめ直す。
「でも、ずっと不安でした。卒業までは一年以上もあって、先生は大人で、私は子どもで。だから、先生が私を見てくれてるなんて嘘みたいで。ただ、たとえ嘘だったとしても、先生が卒業までっていう期間をくれたのは、本当に嬉しかったんです。卒業までは、先生も私のことを考えてくれるってことでしょう? それ以上を期待したのは、私の勝手だったけど、でもね、先生……」
 息を吸う。喉が震えた。本当は頷いてほしい。抱きしめて、同じ答えを返してほしい。
 けれど、それが不可能であるのなら。
「私は先生が好きなんです。あのときからずっと、変わらないまま、先生が好きです。だけど、私の気持ちが迷惑なら、先生が私のことを好きじゃないなら、私の恋を終わらせてください。もうこんなに苦しいの、嫌なんです…」
 俯いて、スカートを握りしめる。金澤にかわいいと思ってもらいたくて、お気に入りの服を着て、いつもはしないお化粧を薄くして、髪の一巻きにも気を遣って。道化染みた行動だったとしても、後悔はしない。これが今の精一杯。想いを伝えて、答えをもらうためにここに来た。それだけだ。高校時代と代わり映えしない、曖昧な関係はもういらない。
 はっきりとした意思を持って、じっと金澤を見つめていると、のろのろと頭が上がり、香穂子を見た。痛ましい光を宿した目を、香穂子は真っ向から見返す。
「日野……」
 たじろいだような金澤のかすれた声に、香穂子は気丈にも笑ってみせた。
「私は、先生が好きです」
 それしか繰り返せない自分が悔しい。金澤に色よい返事がもらえないことが苦しい。大切にしてきた気持ちが金澤を苦しめていることがつらい。それでも、告げることができた事実が嬉しい。
 感情がごちゃまぜになって、とうとうぽろりと涙が落ちた。歪んだ視界は、金澤の姿すらはっきりと映さない。一度落ちてしまった涙は止まることを知らず、ぽろぽろと頬を伝い落ちていく。
「あ、あれ?」
「…………っ!」
 落ちる涙に驚きの声を上げる香穂子に、金澤は歯を軋ませて腕を伸ばす。ローテーブルが引きずられて、ふたりの間から退けられ、香穂子のぼやけた世界に黒っぽい影が広がった。強く引き寄せられて、驚きに目を瞠る。
「せ、先生……っ!?」
 体温が密着する。ぼけた視界の端に金澤の癖のある髪の影があって、近すぎる距離に香穂子の胸はバクバクと大きく脈打った。自分のものではない呼気が耳の後ろ。大きな手の感触は背中。強く抱きしめられて、身体の自由が利かない。驚きに涙も止まる。
「………まったく。子どもは、怖いよ…」
 吐き出した声は苦笑をにじませていて、香穂子は抱きしめられた混乱と恥ずかしさに頬を膨らませる。
「どうせ、先生から見れば子どもですよ……」
 香穂子が不貞腐れたのがわかったのか、金澤は喉の奥で小さく笑った。もしかしたら香穂子に気づかれないように笑い声を抑えたのかもしれないが、こうも密着していると喉の震えですら身体を伝わってくる。眉をひそめる香穂子には気づかず、金澤はゆっくりと言葉を紡いだ。
「真っ直ぐで、他には何にも見えてなくて…。おっさんは、ついてくのがやっとだ」
「?」
 身じろぎする香穂子の頭を、金澤は大きな手で掴んで動かないようにする。そのままでも香穂子からは金澤の表情は窺えないのだけど、見るなというように金澤の頭が首元に埋まる。声が肌を伝わって響いた。
「俺はさ、怖いんだよ。お前さんは子どもで、ヴァイオリンのこともそうだが、まだまだ未来も可能性もたくさんあって…。俺が捨ててきたものを、全部持ってる。だから、俺はお前さんの気持ちを受け入れるのが、怖くなった。お前さんの全部を手にしちまうのが、怖くて仕方なくなった」
 お前さんの持ってるものの重さに耐えきれないんだ、と自嘲しながら金澤は吐き出す。震える声はそれが真実だと告げていて、香穂子は言葉を噛み砕くのに必死だ。頭の中はフルスピードで動いていて、それなのに意味を理解しきれない。
「な? こんな臆病なおっさんなんて、早いところ捨てちまえばいいんだよ」
 そう言いながらも、金澤の手は緩まない。それどころか抱きしめる腕には力がこもって、香穂子は息苦しさに喘ぐ。ようやく金澤の言いたいことの一部を理解して、香穂子は声を絞り出した。
「…………先生の、馬鹿!」
 肩を左右に振って、香穂子は身体をがっちりと拘束していた金澤の腕から抜け出した。真正面から見上げた金澤の顔はひどいものだった。いろいろな負の感情が入り交じった顔。そんな金澤の頬に手を置いて、香穂子は後悔を浮かべる瞳を覗きこみながら、諭すように告げる。
「私の未来のことなんて、どうでもいいです。少なくとも先生にとってみたら、どうでもいいことなんです。だって、未来は私のものだもの。もちろん、今の私はずっと先生と一緒にいたいって思ってるけど、例えば、未来の私が先生とのことを後悔することがあっても、それは先生のせいじゃない。選んだ私のせいだもの。もし、万が一そうなったら、私は先生を選んだ過去の私を罵って、先生のことも罵って、泣いて喚いて忘れてあげます。だから、今、先生がどう思ってるのか、教えてください。……ねえ、先生は、私のこと、まだ少しでも好きですか?」
 覗きこんでいた金澤の目が、大きく見開かれる。次いで、苦しそうに歪んで、泣き笑いのような顔になった。
「………ほんとに、まったく…。敵わないよなぁ…」
 ぐしゃりと崩れた顔は、今まで見たこともないような表情で、香穂子の胸はどきりと高鳴る。ドキドキしたまま金澤を見ると、太い腕がゆるりと動いた。金澤の骨張った手が、香穂子の髪に触れた。涙に湿った目尻を拭って髪を撫でて降りていく手は、愛しそうに肌をくすぐる。香穂子を見つめる金澤の目にも優しい光があって、今更ながらに香穂子は身の置き所に困る。勢いだけで詰め寄っている最中には気づかなかったけれど、抱き寄せられていた至近距離は伊達ではない。
 金澤の頬に触れていた手を慌てて離し、しかしその手もどうしたらいいのかわからなくなって、視線とともに彷徨わせた。金澤の体温は間近にあって、免疫のない香穂子の頭はくらくらしはじめる。
「……俺も、お前さんが好きだよ。香穂子」
 金澤の甘い声の響きは、くらくらした頭を余計に頭を馬鹿にする。息を止めて、香穂子は目を瞠った。感情が溢れて、どれが本当なのかわからない。そして初めて呼ばれて名前は、普段呼ばれ慣れているはずのものなのに、それらとはまったく違った響きを持っていて、香穂子を戸惑わせた。
 頭の整理ができていない香穂子の顔を、金澤の手が持ち上げる。近い、と顎を引きそうになった香穂子を小さく笑って、金澤は優しく香穂子の目を覗きこんだ。胸がいつにない速度で脈打っている。張り裂けそうというのは、こういうのを言うのかもしれないと、混乱するまま考えた。
 ただでさえ近い金澤の顔がさらに近づいて、柔らかく口を塞がれる。ふわふわと足元のおぼつかない感覚に、香穂子はぎゅっと目を閉じた。



2009.09.20初出
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