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2017.12.16‖

#03

59粒子さんでのチャット初出。
Q斗さんが、私のリクエストでエロい絵を描いてくださったので、それをにやにや見ながら書いたもの。



 キスをされた。
 触れるだけのキスが、探るようなキスが、何度も何度も顔の上に降ってくる。呼吸もままならず、甘い感覚に膝が砕けて、笙子はとうとうその場にぺたりと座り込んでしまった。熱に浮かされた目で見上げれば、土浦は真剣な顔をしている。惚けたまま肩で息を吐いていると、土浦は自らのシャツを脱ぎ捨てて、笙子の正面に腰を下ろす。長い脚に挟まれて、逃げ場がない。
 ドキドキと激しく脈打つ心臓を宥めつつ顔を上げれば、すぐ近くに土浦の顔があった。宥めた甲斐もなく、心臓が今までにない速度で脈打つ。
「あ、あの……」
「黙ってろ」
 何を言うかも考えず紡いだ言葉を遮られて、緊張から開放されることもない。土浦の声は聴覚を犯す。低く甘くかすれた声に、ぞくりと背筋が粟立った。
「あ……!」
 首筋を撫でられた。知らない感覚に、思わず声が漏れる。慌てて口元を押さえると、土浦は楽しそうに口元に笑みを浮かべ、そのままゆっくりとシャツの上から鎖骨を撫でていく。直接的でない熱は、泣きそうに切なくて身体を震わせた。
「そういう声なら、いくらでも聞きたい」
 耳元に唇を寄せて、土浦は囁く。それにも過敏に反応を返してしまって、喉の奥で土浦が笑うのがわかった。口を塞いでいた手を外されて、そのまま土浦の手がシャツのボタンにかかった。
「先輩……、あの、……」
 何を言えばいいのかわからない。唇を戦慄かせると、音を立ててキスが落ちた。
「怖くしないから。感じてろ」
 鎖骨をシャツ越しではなく、直接触れられて、喉をあえがせる。胸元のボタンがすべて外されて、上気してうっすらと色づいた肌があらわになった。恥ずかしさに俯こうとした頬を、大きく骨ばった手で捕らえられて、赤くなった顔を隠すこともできない。
 上目遣いに見上げると、土浦の顔が近づいてきて、またキスをされるのだと何となく思った。土浦の手に、自分の手を重ねると、土浦の目が驚きに瞠られた。それを視界に入れながら、笙子はわずかに唇を開いてまぶたを閉じた。
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